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1月, 2022の投稿を表示しています

鼻中隔湾曲症で鼻腔手術―4。

 鼻中隔湾曲症により鼻閉に陥っていました。 いつも左右どちらかの鼻が詰まっており、 やむを得ず市販の点鼻薬を吹き込む毎日が数十年。 鼻中隔矯正術、両側下鼻甲介粘膜切除術という手術をうけました。 そして二週間経過。   退院後一週間(手術後実質10日間)は綿球を両方の鼻に入れたままなので鼻で息が出来ません。 綿球とシリコンプレート除去後はかなりスッキリしましたが、 それでもまだ左奥に何かの異物感があり実際左のみ通りは良くありませんでした。 毎日鼻洗浄をしていますがいまいちスッキリしません。 頭が重く軽快に動けません。   ですが先ほど、 鼻をかんだ後にティッシュを見ると米粒より小さい物が出てきました。 異物感のあった左の鼻がさらにスッキリしてきました。 それでもまだちょっと遺物感があります。   これとはまったく関係ないかもしれませんが、 一週間ほど前から腰を中心に身体全体に痛みが出ています。 熱は高いどころか低めですし喉の痛みもありません。 ちょうどその前日に重い物を持ち上げたので、 そのためかもしれませんが、 手術の影響で身体全体に軽い炎症でも起きているのかと思い、 仕事帰りにいけるかかりつけの内科の先生に診てもらいました。 内科的な物か外科的なものか判断付きかねるという事でしたが、 一応炎症を抑える薬と痛み止めを頂きました。 たかが鼻とはいえ「手術」ですから、 身体への負担はそれなりにあるのかもしれません。 まあ、定年を迎えた年齢ですから。   ここはほとんど見られてはいないブログです。 ですがもし同じような鼻のつまりで苦悩していて若い方は、 早めにお医者様への相談をなさってください。 年齢を重ねて辛い思いをするより早めに解決を考えてください。 お医者様への信頼の判断は、 Caloo カルー  というサイトも参考になります。 ですがネットの情報をうのみにするのは危険です。 最終的には自己判断です。 それでも早めの行動をお勧めします。   この手術を行うまで自分はアチコチのサイトを見てまわりました。  上位に出てくるのはほとんどが治療を行う側のサイトばかりで、 受ける側の人のサイトはあまりありませんでした。 無いわけではありません。 あても「良かった」「スッキリした」程度で事細かい事まで...

鼻中隔湾曲症で鼻腔手術―3。

鼻中隔湾曲症で入院し鼻腔手術を行うために、 普通の手術入院とは違う観点から必要な物を列記したいと思います。 あくまで入院した病院の鼻中隔矯正術の手術での場合で、 他の入院の場合、他の病院のやり方の場合はこの限りではありません。   病院によっても違いますが入院は数日というのが多いので、 着替え、タオルはあまり必要ありません。 手術当日はまず入浴(シャワー)は無理でしょう。 さらに手術前日からは点滴のための注射針を手首に打ち込んだままなので、  入院当日の晩にシャワーを浴びて以降退院まで(入浴)シャワーはありませんでした。 圧縮して小さくなっている使い捨て下着というのがあります。 Amazon等で手に入るのでそれも良いかもしれません。 入院時の部屋はたいてい4人部屋です。 大門未知子みたいな 部屋は1日数万~十数万、数十万です。 自分の入った病院で個室を使うと4日間の入院で部屋代だけで約10万円になります。 もちろん保険対象外ですので完全に自腹です。 術後か病気や怪我のために夜中に唸る人もいらっしゃいます。 耳栓とアイマスクはあった方が良いです。   テレビは得てしてテレビカードを院内で購入する方式が多いです。 入院専用の財布(100均で買える)を用意して、 小銭と千円札を入れておくと便利です。 院内にコンビニがあるならば、そこで使える電子マネーを準備しておくのも便利です。  院内の食事は少な目なので看護師さんに許可を得たうえで、 院内のファミマでファミペイでパンとか雑誌を買ってました。 ベッドに寝転がってテレビを見る時、相部屋ではイヤホンが基本です。 ですがテレビの位置がベッドの頭の部分から離れていると、 寝転がったままの位置でイヤホンが届かない場合があります。 イヤホンに使える延長コードもあった方が良いです。 音質はちょっといまいちですが100均で売っています。 ステレオとアナログの違いに気を付けましょう。   今の時代はスマホを持ち込むのが普通ですが、 ベッドに寝転がって充電しながらスマホを使う場合、 電源コンセントから離れすぎて届かない場合があります。 イヤホン同様スマホのUSB延長コードを用意しておいた方が良いです。 これも100均で買えます。   ティッシュペーパーはかなり使いますので、 最低1箱は...

鼻中隔湾曲症で鼻腔手術―2。

 実際の手術前には諸々の検査が必要です。 初診~検査~入院当日~手術~入院中~診察~退院~術後の診察と、 会社勤めの人は勤務予定と照らし合わせてでの計画が必要です。   自営や専業主婦(主夫)の場合は比較的都合がつくでしょうけれど、 サラリーマンの場合はなかなか難しいです。 使える有給の数と退院後の自宅での準備。 それと鼻呼吸が出来るまでの勤務中の対人状態も確認しておいたほうが良いです。 鼻呼吸が出来ないため言葉がうまく発音出来ません。 お客様相手が多い職の方はこれも考慮した方が良いです。 鼻詰まりで手術というのは緊急性のものではありませんので、 半年くらい前から有給数確保もふまえ準備すると良いかもしれません。    この手術で受けた側の心得として、 一番重要なのが術後の呼吸です。 術後は鼻に綿球を詰めたままなので口呼吸のみです。 この手の手術を行い病院ではチューブを通して呼吸を確保するという所もあるようです。 自分がお世話になった所ではこれはありませんでしたので術後は常に口呼吸です。 加えて鼻の奥の方がいつも何かが引っかかっている感じで、 頭が重苦しいです。   退院後も1週間程度は綿球を詰めたままです。 もちろん適時交換します。 術後当初は血と鼻水が混ざった物が綿球に染み出します。 垂れてくるくらい染み出しますので触ってみて湿っているようなら交換です。 日にちが過ぎるにつれこれは徐々に治まってきます。   口呼吸の息苦しさはかなり辛いので熟睡できません。 幸か不幸か睡眠導入剤を処方してもらっているため、 これを飲んで眠らせていましたが、それでも夜中に何度も起きてしまいました。   退院後の自宅では加湿器を枕元に置いてマスクをして、 さらに睡眠導入剤を飲んで寝ていましたが、 それでも夜中に何度も起きるか寝付けない日が綿球を外せるまでの1週間続きました。 術後の鼻の中を安定固定させるためシリコン製プレートが入れてあります。 これも術後の鼻呼吸が出来ない原因の一つですが、 もちろんこれは先生の診断の時まで入れたままです。 1週間後の診察で外した物を見ましたが、 ええええええ!?こんな大きいのが!? というくらいの物が入れてありました。 1990年版トータル・リコールでアーノルド・シュワルツネッガーの鼻...

鼻中隔湾曲症で鼻腔手術―1。

 50年ほど前。 鼻詰まり気味のため耳鼻科に通院していました。 当時は薬品を鼻から噴霧するのみで薬の服用も無く効果もなかったので半年程度で通院しなくなりました。 それからはいつも片側どちらかが詰まっている生活が続きました。 左が詰まっている方が頭が重いので右が詰まるように操作します。 寝る時に左側が詰まるようにして就寝すると、 翌日起きた後に左の詰まりが右に移動する現象があるので、 この方法で日中はなるべく右が詰まるように対策しました。   40年ほど前。 点鼻薬というものがあることを知りました。 鼻の穴へ霧状にした薬液を噴霧する物です。 これは効果があって数年使ってましたが効果が薄れ始めたため、 いくつかの製薬メーカーの製品を試し最終的にナザールというのが自分に一番合うのが分かり、 以降使い続けていました。   35年ほど前。 服用する鼻炎薬というのがあるのを知りました。 飲み薬です  これを飲むと数時間から半日程度鼻水が出にくくなります。 首から上全体の水分が無くなるような状態なので、 喉が結構乾きますが効果はあるので醜い限定で噴霧鼻炎薬と併用していました。   5年ほど前。 レーザー治療というものを知りました。 鼻の中をレーザーで焼いて刺激に対しての反応を抑え鼻水を出にくくするものです。 この治療の時に言われましたが効果は数年しか持たないとのことです。 そしてその時に元々の鼻の穴が狭いのでさらに効果も薄く、 これ以上は手術しかないと言われました。 レーザー治療は日帰り治療ですが約2週間程度の通院が必要です。 麻酔は長い綿棒を差し込んで行いますがかなり痛いです。 毎日の通院は通勤の時刻を考えないときついです。 最初は両方が通っていましたが徐々に効果が薄れ、 やがてはやはり点鼻薬に頼らざるを得なくなりました。  半年ほど前。 症状もひどくなり相談に赴き手術での対応を勧められ、 手術と入院可能な所を紹介をしていただき手術となりました。 -続く-